道路案内標識が難しすぎる話

道路案内標識は本当に分かりづらいです。

信用できない道路案内標識の例

これ、一番左の車線から左折すると県道6号になるのかな?と思いますよね?

全くなりません。

直進すると国道14号、つまり今走っているのが国道14号なのかな?と思いますよね?

全く違います。

では、右折すると県道283号じゃないんでしょ笑、と思った方。

ここは右折すると県道283号なんです。

流石に意味不明すぎる。

なんで左から3つは、その先で行ける大きな道路を示すのに、一番右は曲がったその道を示すのでしょうか。本当に意味不明です。

とにかく、道路標識を作っている人はアホだらけで、ちゃんと伝わる標識を作れる人が居ないのだと思います。(キレてる)

所見ではわからない例

いま3車線あり、上に3つの方向表示があります。市川浦安出口に行く人は左へ左へ、東京へ行く人は右のほうに行けばいいですが、外環へ行く人は真ん中を走っていれば良いわけでは有りません。

よくみると外環を示す看板の矢印は左に傾いています。これは「真っすぐ走っていてはだめ、左の車線へ車線変更しなさい」ということです。

これは初見では感覚的に理解できないし、その僅かな傾きを一瞬では見逃します。

 

愚痴

そもそも道路標識は崩壊した仕組みだと思います。

・立てれば立てるほど会社が儲かる

・表示の種類により立てる組織が異なる

 

混み合った道路とは基本的に初見殺しなのだと認識しておくべきで、往路復路の予習を欠かさずに行かないとダメ、ということを学びました。

 

 

 

 

保険診療とは壮大な公的ポイ活であるという話

保険診療では、国の定めた点数表に従って、報酬を得ることが出来ます。点数表は国が主導権を持ち、医師会との攻防(の演出)の結果として定められ、個人の努力では一切弄ることが出来ません。つまり、もし国が「明日からこれは0円(0点)ね」と言えば、医師・病院の収入は0になります。医師・病院は、診療点数においてかなり弱い立場にあるわけです。

※攻防(の演出)とは

医師会は国の診療報酬改定に一定の影響力を持ちますが、そんなことははじめから分かっているので、お互いの落とし所を見つける作業になります。基本的に国≧医師会のパワーバランスのため、長い目で見ると国に有利になることは間違い有りません。そんな中でも、「お互いこのくらい妥協した、仕事をした」という演出をしつつ点数表が改定されていくものです。

ではここで、点数表はどんな項目を高くして、どんな項目を低くするように定められるのか。という疑問が湧いてきます。

これは、国がやって欲しい項目が高く、多くの医師が既にやるようになった項目が低くなっています。特に、特に普及させたい診療については、優遇と思われるような点数がつくことがあります。一方で、それを利用して利益がバンバン出ている項目は遅かれ早かれ必ず点数が削られます。

つまり、点数表を弄る目的は、技術の普及、普及が済んだら医療費の削減の2つと考えられます。

これは民間のやっている〇〇ポイントやクレジットカードの還元率と全く同じです。こいつらも、はじめは集客のために高い還元率を打ち出しますが、普及が進むと年々改悪されていくのが常であります。

こちらも、ポイントサービスの普及、普及が済んだらポイントの削減、という構図になります。

我々市民は、高還元なポイントを探し、その使い方を試行錯誤して利益を最大化しようとするポイント活動:ポイ活をします。しかし、時として企業側の一方的に定めるポイントサービスの変動に愚弄される、とても弱い立場にあります。

これは、保険診療も全く同じですね。

つまり、保険診療は国主導のポイ活と呼ぶことができます。

医師は、点数表(ポイント還元表)とにらめっこして、取れる部分をしっかり取ろうとするでしょうし、それがルールを守る正当な姿勢とも言えると思います。

ただ、異なる点があります。それは、民間のポイントサービスと異なり、運営者が国であることと、ポイントの対価として医師側が提供するのが医療という公益性の高いサービスであることです。

ポイ活が、いくら運営者側が強い立場だからといって、医療サービスを崩壊させるような改訂を起こすことはないでしょう。

つまり、普通のポイ活よりはだいぶ安定的なポイ活と呼ぶことができるでしょう。

しかし、国力がすでに衰えている日本では、将来的に今よりもずっと厳しい改訂を迫ってくると思われます。昔はあんなに点数が稼げてよかったなあと思える未来が必ず来るはずです。

最悪の場合、医療は保険診療から一切儲けを出せないようなプランになるかもしれません。

将来の予測は悲観的なストーリーも意識しておく必要があると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

記憶力を高める方法

ここで言う「記憶力」は、「一度見たものを即覚える力」ではありません。それは特殊能力のある人もしくはコンピュータに任せましょう。

 

何度も復習することが肝要です。

覚えるべきことをメモにして、メモを作ったら読み直し、勉強にちょっと一息つく時に読み直し、電車に乗りながら読み直し、ご飯を食べながら読み直し、寝る前に読み直し、翌朝起きたら読み直し、、とこまめに復習します。

そのあとは、メモを残しておいて、前日、1週間前、1ヶ月前など区切りの良さそうなメモも上と同じタイミングで読み直します。

すると覚えられます。おすすめです。

これは東大理三→美容外科医のゆき先生のブログに書いてあったことそのものです。

効率的な医師国家試験対策について考えてみる

医師国家試験の出題範囲はかなり広い。すべてを覚えることは不可能である。

そのため、必要なポイントを重点的に覚えていくことが重要である。

 

必要なポイントの核は過去の国家試験で常に問われてきている。

→鉄則:過去問を中心とした学習をすること

過去問で出題されている部分は、十分に理解して暗記していくべきである。

重要過去問が選別されているため、QuestionBankは購入して、できれば一周目問題以外もこなしたい。

このとき、ただ正答できるようにするのではなく、他の選択肢を吟味したり、その問に関連した重要事項を拾っていく必要がある。そういったある程度丁寧な学習をやるとそこそこ時間がかかる。

 

 

 

お宝保険はスマホにも存在する

携帯の紛失・故障を保証してくれるサービスについて調べた

月418円の支払いで、申請すると2200円で新古品を送ってくるサービス。

自分の端末はまともな店で中古で買うと今でも15000円はする模様

年5000円の支払い+2200円なので2.5年に一度交換するなら元が取れる計算

 

実際、これまで5年加入して3回交換しており、前のことなので中古品が20000円とすると、

保険としての支払いが31600円、実質得た金額が60000円なので十分もとは取れている。

 

ーーでは携帯会社はどこで儲けているのか

原価(新古品の調達費)と支払いの差益と思われる。調達費は安いんやろうね。

 

最近のスマホは月の支払いが倍近く、iphoneは3倍近くする(し、修理費も高い。appleはこういうとこも駄目だなと思って5年前にandroidにしたんだが)。

そう思うと自分の保険(5年前加入、4年前に新規契約不能となった)は優れている。

これがいわゆるお宝保険(昔の妙に契約条件のよい保険)だろうか。いい選択してるやん、俺。

 

てかさあ世の中CMにやられて新型iphoneとか買ってる人類多くないか

どうなってんねん。アホだなあ(俺がケチなだけです)

対人関係について考える

対人関係の重要性

対人関係を意識的に捉え、良好に維持していこうと考えることは重要である。

なぜなら、人は人と繋がって社会に存在しており、特に働く上では必ず人と触れ合うことになるためである。また、社会における自身の評価を定めるのは自身では無く他者であることも忘れてはならない。

社会の中で良好な評価を得ることで、そのコミュニティでより過ごしやすくなることを目指していきたい。そこで、「対人関係を円滑良好にして、みんなから好かれ愉しく過ごす方法」について考える。

対人関係で最も意識すべきポイント

対人関係で最重要かつこれを守っておけば大きな失敗を生じないポイントは、「相手の意向を否定しないこと」だと、私は最近ようやく気づいた。

人は皆、自身が内心考えていることを否定されると嫌な気持ちになる。自分の意見には「そうだよね」と同調の姿勢をとる人のことを心地よいと感じる。

私はいままでつい人の意見に口を出したり、よりよくしようと何か発言し、そのとおりになって状況は良くなるものの、私の立場がなぜか悪化することを経験してきた。

それよりも、現場の雰囲気に寄り添い、同調して流れに身を任せるほうが、なんだかいい感じにまとまっていくということを何度か感じてきた。

日本人は和を大切にするとはこういうことなのだろうなと実感している。ここから、相手の意向を否定しないことは対人関係で大切だと確信している。

対人関係の実践

「相手の意向を否定する」には、相手の意見に反論すること以外にも、「相手の醸し出す空気にそぐわないことを発言する」「自分の考えを主張する際に、強い語気で言う」なども含まれる。

相手の意向を否定しないことを実践することは、日々の生活ではかなり難しいと感じる。

(前提として私は世間一般よりもかなり物知りで、多方面に教養があるようだ。そのため、相手の意見が真実とは異なると気づくことが人一倍多く、相手が間違った知識をもとに話を続けているとイライラして指摘してしまう。また、私は効率よく物事をこなしたいタイプであり、例えば旅行先で、計画的に行動して色々な箇所を安く効率よく回りたいタイプだが、何も決めずに思いつきで回るタイプを見ているとイライラしてしまう。)

しかし、これらは価値観の違いであることを認識し、ニコニコして口を挟まずに同調している忍耐力が求められる。もしくは、言い方に深く注意を払い、「あなたの意向は尊重しているけれども、こういう選択肢も良いのではないですか」、という低姿勢で意見を提出する必要がある。

例えば、お昼をどこで食べようという話になったとする。そこで初めに「〇〇へ行きたい!」と言ってはならない。なぜなら、他の人の意見を聞いていない(=尊重していない)ためである。まず初めにするべきことは、「どっかいきたいとこある?」と隣に聞くことである。そこで「××がいいな~」と言われ、周りもいいね~となっていたらば、ニコニコして××に店は決定である。××で自分の好きなメニューを探せばよい。一方、「わかんないや」と言われたら、「じゃあー〇〇はどう?」と初めて自分の意見を言うべきである。そこで周りの反応が微妙だったらば〇〇は諦める。1人でいる時に行けば良い。

例えば、「今度就職の面接があるんだけど、ちょっと練習してみてー」と言われ、面接の練習をしたとする。そこで相手がそれってどうなのよ..という発言をしても「それ言わんほうがええよ」とは言わないほうがいい。まずは「おーええ感じやん」と言うべきである。その後、「なんかアドバイスしてよー」と言われて初めて、「うーん、ちょっと気になってんけど、あそこはこういうメリットあるけど、もしかしたらこう誤解されるかもしれん...?」と言うべきである。

「相手を否定しない」のまとめ

自身の意見に蓋をするのではない。相手は相手、自分は自分。まず初めは相手を尊重して好きなようにやらせておく、もしくは求められたら自分もしたいことをする、という姿勢を根底に持つことは大切である。

やりたいことは自分ひとりでやってしまえばよい。せっかく相手といるなら、相手を尊重してあげたほうがよい。

また、特に何も指摘せず相手がその考えによって何か困ることが予見されても、指摘しないほうがよい。なぜなら、相手が困った時に初めて助けてあげる方が感謝されるためである。

医師国家試験の過去問は鑑別診断しながら解くと勉強になる

国家試験の過去問を解く日々です。

ちょっと楽しくなる解き方をして、一人で楽しくなっています。

 

臨床問題の問題文は、①主訴②病歴③生活歴④身体所見⑤検査値(採血→画像検査)⑥選択肢

と順序良く配置されているのが特徴です。これは、現場で得られる情報の順番に合わせて配置されていると考えられます。

 

現在僕は、過去問を解く際の工夫として、

①だけ読んで鑑別診断をあげる→

②→③→④...とそれぞれの段階までで鑑別診断を絞っていく、

というトレーニングをしています。

 

少ない情報から鑑別診断を挙げていくことで、臨床現場(外来や救急、入院患者の変化)での鑑別を挙げるトレーニングができ、これは医師になってからそのまま役立つ能力です。大体の問題では検査無しで診断のあたりをつけることができることを実感でき、面白いです。

加えて、鑑別のトレーニングをしていると、ぼやけていた医学の世界がそれまで以上にクリアになってきていることを感じます。鑑別する、ということは、同じ症候を呈する疾患を列挙して、疾患同士の臨床上の相違点(病態・病歴・検査所見)を明らかにする、という作業になります。見えなかった違いを明らかにしていくことで、臨床医学の世界の解像度が上昇することは間違いないでしょう。そのことが今わりと楽しいです。

 

いきなり検査結果と選択肢を見てしまうのでは得られない楽しさがあるので、おすすめの勉強法です。