病名に人の名前をつけるのをやめろ

こんばんは。

神経内科を勉強中です。

 

突然ですが、みなさん次にあげる2つの病名のうち、どちらがお好きですか?

①Guillain-Barré症候群

②急性自己抗体性脱髄性多発根ニューロパチー

 

実はこれらは同じ病気のことを指しています。

Guillain-Barré症候群を、その原因と特徴によって僕が名付けたものが2つめになります。

名前の元ネタは、慢性炎症性脱髄性多発根ニューロパチーです。

 

My opinion

僕は圧倒的に後者の名称が好きです。

これらの名称には圧倒的な情報量の差があるためです。

前者は、「Guillain先生とBarré先生が初めて報告したんだろうなー」ぐらいの情報量しかないのに対して、

後者は「急性進行性の、自己抗体を原因とした脱髄が起こり、様々な部位の神経根で発生する(末梢)神経障害」と、病気の情報を割ときれいに理解することができます。

 

もちろん、病気が報告されたときは機序なんて全く不明なので、報告したヒトの名前でもいいんですが、そのうち分かってくるにつれて後者のような名付けに変更して欲しいです。

慢性炎症性脱髄性多発神経炎だって発見した人がいるのに、どうしてそのヒトの名前はつかないんでしょうか?笑

でしゃばり厨は引っ込んでてほしい。別名として〇〇病、くらいでいてほしい

(Mayo clinicのDyck先生という方が臨床像を確立されたようです。)

 

そんな愚痴いってもしょうがないんやで

まあそうなんです。

だから、個人的な学習としては、よくわからん人の名前のついた疾患は、名前はそこそこ、機序なんかをしっかり抑えてあげないと、どんな病気かわからなくなっちゃうよね、という感じでしょうか。

おわります。

 

 

 

 

 

最近の勉強

勉強報告です

夏休みは暇だったので、何かしようということでCBTを解いてました。

循環120→呼吸器80→消化器110→神経140→精神科40(いずれも問題数)、

とここまで終えました。(300問弱)

 

勉強方法ですが、ハイスピードでバーっと解いていく感じで、それでも大学でやっていない分野は、病みえやレビューブック流してから解くのでそれなりに時間がかかります。

この先は、

腎泌尿器70→血液60→腫瘍50→アレ膠40→皮膚60...と勉強していくつもりです。

 

そろそろ循環器とか忘れ始めてるけど、やればすぐ思い出せるはずなのでそんなに心配はしていません。それぞれの科目の試験勉強も復習になりますし。

それより、CBTの勉強を早期に終わらせて、来年をより暇にして、やりたいことをやるつもりでいきたいなと考えています。

 

学校の授業は、CBTを先に勉強しているとマイナーな疾患以外は見たことがあるので、スムーズに進んでいます。アドバンテージを活かして、いきなり過去問を終わらせようとしています。

 

とまあそんな感じで、過去記事に書いてあることを実行できているかな、と振り返ってみました。

大学受験、数学の克服法

前回記事の続きです。そちらも読んでくれたら嬉しいです。

それでは数学について、そしてその先に見えることについて書いていきます。

 

この記事の対象の方

はじめにですが、前提となる能力がありまして、基本問題と分類されるものはあらかた解ける必要があります。それくらいまでは普通に勉強してできるようになってるよ、というヒト向けです。

もっと言えば、「けっこう勉強したけど新しい問題は解けないよ...」とか、「そんな解き方思いつかない」、「こう解けって言われたらできるんだけどな()」とか思っている方が対象です。

 

数学の最大の壁は〇〇を自分でしなければならない、ということ

〇〇とか書きましたが、もう書いちゃいます。

最大の壁は、自分で方針を立てなければいけないことですね。

正しい解き方を見つけて行けば、後はそれをこなすだけ。でも見つけるのが本当に難しい。

 

見つけるには、、、ひらめき...??

 

そんなの無理、ですよね。

 

ではどうすればよいのか

答えは実は簡単です。

みなさんに足りないのは、センスなんかではありません。

 

演習量です。

 

 

なぜ演習量が大事なのか?

 

大学進学後、合格者の体験記とかを読んで僕が驚いたことがあります。

それは、みんなそんなに過去問解いてたの???という驚きです。

僕の周りの合格者の過去問消費量は凄かったです。20年とかは少ないほうで、50年くらいは普通。模試の過去問と合わせて80年分、とかもいました。1科目でですよ。(やりすぎちゃう??)

 

大学受験では、本当の意味での「新しい問題」は、あまり出題されません。

何らかの類題や似通ったテーマの問題が、必ずと言えるほど存在しています。

 

みなさん、基礎問題を解けるようにするときは、どうしましたか?

例題みたいなものを繰り返し解いて、その後練習問題で訓練して解けるようにしましたよね。

(その場で答えも見ずに解き方をひねり出して解いていった人へ。あなたは数学が得意なはずです。笑)

 

実は、かなり難しい問題でさえも基礎問題と同じです。似たような問題を複数回見ているからこそ、どう進めれば良さそうかが初めて分かってくると思います。

だから、難しい問題集や本番のレベルに近い問題集、そして過去問を、大量に解いていくのがおすすめです。

 

問題文を読んでどのテーマの問題なのか、考えてみる

→10分くらいで方針がわからないなら解答を見る

→そのテーマにおける解き方のパターンとして頭に入れる。整理する。前もあったパターンだったら、ヤバ...と思いつつ次に活かす。

 

これを大量の問題で繰り返します。すると、頭の中で、「この分野の問題だと、大体だけど、解き方はこんな感じだろうか??」とイメージが出来上がってきます。

この状態まで持っていって、ようやく過去問が解けるようになっていきます。

 

Q.やたら大量に演習していてもそれは身につかないのではないでしょうか?

A.逆です。ハイスピードでたくさんこなすことで、問題のレベル・質に慣れていき、ゆとりが生まれて、結果身につくスピードも早くなっていきます。高速で繰り返し解いていくので、記憶にも残りやすいです。

ウンウン唸って考えてしまい、問題数がこなせないほうが、成長スピードが遅く、また忘却との戦いになってしまいます。

 

少し脱線。。。

一般人の思考というものは、本当の意味で0から1を生み出しているわけではないと最近感じています。自分が知っていることをもとにして、少しだけはみ出したところへと足が伸びるか伸びないか、ぐらいが限界です。(飛び出せるのが、歴史上の偉人です。)

ですから、その分野における知識が不十分であるのに、「考えて何かを生み出す」というのは無理があります。

思考力が必要になったとしたらまずは、その分野で十分な知識を蓄えることが先決です。

 

これは、受験数学だけではなく、言語であり慣れが必要な英語、処理スピードが要求される理科にも共通です。演習量を積んだものが勝つといえます。というか世の中にあるテストというものにはこの戦法が強いです。

 

また脱線。。。

みなさん、トム・クルーズ主演の「All you need is kill」という映画を知っていますか?

基本的には宇宙人と戦う系なんですが、特徴的なのは、主人公が「出撃して戦い、死んだと思ったら、記憶を保ったままタイムリープして、また出撃して戦い...」を繰り返していることです。

主人公はそれを利用して、どんどん強くなっていき、ついには...という感じです。

受験もこれと同じです。似たような場面を飽きるほど経験してそれを蓄積したものが強くなります。

 

さらには、受験だけではありません。どんな場面であっても、過去に近しい経験があれば善処できます。

 

たくさん書いてつかれた...

このへんで終わります。(竜頭蛇尾。)

 

 

 

 

 

理三に受かるヒト/落ちるヒトの違いの話

最高峰レベルの受験をして、受かるヒトと落ちるヒトには決定的な差があります。

最高峰を目指すということは、基本的に成績優秀な方です。たとえ落ちてしまっても、他に受かった難関医大や東大理1・2に進学します。彼らを分け隔てているものは何なのでしょうか。

衝撃的な結論

結論としては

 

 

 

 

 

 

受験数学ができるか、できないか

ただこれだけです。本当に、これだけです。

できるできないのレベルですが、センターレベルを言っているのではなく、二次試験が解けるかどうかの話です。

数学という科目の受験における大切さ

数学は、最も差が付きやすい科目です。冠模試の標準偏差を見れば、数学だけ標準偏差は他の科目の2倍あることがそれを裏付けています。

大変優秀な方で、数学が苦手なために理三に落ちるというヒトは死ぬほどいます。

というか、理三をガチで目指そうと思う人が落ちる原因はほぼ数学です。

「私、二次の数学解けないんだけど、落ちるってこと??」

数学ができないのは明確なビハインドです。改善したくとも、他の科目はやればそこそこできるようになっても数学は苦手を克服しづらいです。

最後まで数学がダメだと、①本番運良く解けて合格、もしくは②他の科目で粘りに粘って合格、というパターンになります。

数学は早め早めにやっておきましょうね。

 

 

 

将来の診療科

みんなは将来の進路考えてるの?

俺はそこそこ絞って考えちゃってるタイプです。

で、そうなると困ってくるのが

「俺はこの科には進まんやろ...」ってなる診療科の勉強モチベがあまり上がらないこと。

そのせいでだらけがちで、医学以外のこともなにもできない日々。。

これはいかん.

 

・・・

モチベが上がらないのは変にゆるいから(テストがむずかったら頑張れる)

→自分で目標を設定すればいいのでは?

目標は、CBT過去問解けるくらい(ホントは国試解けるようになりたい)

じゃあ、病みえ読んで、定期試験の過去問解いて、暇つぶしにQB-CBT解いときゃOKかな?

そんで気になったことは病みえに書いとけばまるい

競争・勝負事は先手必勝

これは世の理なのをよく感じますよね?あとから頑張れる人は別にそうでは無いですが、大多数の人は早く初めたもの勝ちがちです。

CBTも本来は来年ですが、今年CBTを解いて、来年国試を解けばまるくないですか?

(もちろん忘れていくけど、人間1周目と2周目は辛さが全然違うのよ。)

 

ぼちぼち始めたいところです。

 

 

過去の俺いいこと書いててわろち

久しぶりの更新~

「上手くいかないのものに関しては、解決策を考えるしかない」 by偉い人

成長の速い人

成長スピードの速い人っていますよね。吸収が速く、人生がうまくいきがちで、物事を為せるタイプ。私はそれになりたい。

逆に、能力が高くても、そこで留まる方もいます。こっちは今までの積み重ねを放出してるだけですが、それに至った多大な努力やセンスがすごい方。

まあそれは置いておいて、私が憧れる方である、成長スピードが速い人が何をしているのか?そこを考えてみたいと思います。

どうしたら成長が早くなるのん??

僕の周りで見ると、成長が早い人に共通しているのは、常に成長していることです。

それを達成するべく、彼らは

①負荷をかけた努力を続けている

②無意な時間が少ない

 という2つの要素から構成されていると感じます。

彼らもどうやら、一気にステップアップしまくっているわけではないようです。コツコツと負荷をかけ、日に日に進歩することで、振り返れば強い位置に達している人が多い気がします。

①負荷をかけた努力

ただ、一日一日の努力が、正しい方向を向いていることが必須です。そのためには、「やりっ放しはだめ」ということを念頭に置く必要があります。

目標に向かってやることを決める

→負荷をかけていることを意識しながら取り組む

→正しい負荷がかかり新しいことができるようになっているかを調べるためテストを行う

という流れを基本にするのが大事ですね。

②無意な時間が少ない

負荷を正しくかけることによって、「努力っぽいもの」をダラダラと続けているだけ、という状況を防ぐことができます。これが無意な時間が少ないということです。

加えて、壁にあたったとしても彼らは抜け出しが結構上手です。

これは前々回の記事でかいた感じでしょうか。いいこと書いてるやん俺。しみじみ。

まとめ

言うは易く行うは難し。以上

 

 

 

明日の課題

講義感想

先週から臨床の授業が始まってます。

端的に言うと、面白い!

むつかしい理論があまりなくて(笑)、直感的でいいですね。覚えることは相変わらず多いけど。

今日はなにかしらを書く気がしなかったので課題と予定だけ

 

明日の課題

シケプリ作成

レポートまとめる

中医学1セクション

 

一週間の計画

中医学一周+復習

循環器予習4分の1くらい

sklearn少々