医師国家試験もCBTも、予備校動画はいらないという話

医師国家試験もCBTも、予備校動画は必要ありません。多くの人は予備校動画をとりあえず購入しますが。

でも、本当に勉強に必要なのは参考書の「病気がみえる」(マイナー科は「レビューブック」)と、問題集の「QusetionBank」だけです。

QAssistやmedu4などの講義動画は、①動画を見るのに時間がかかる、②受け身になるので頭に入りづらい、③数万円~十万円程度かかる、というデメリットがあり、受講する必要はありません。

講義動画をダラダラ視聴するなら、同じ時間で参考書を「手早く」読み、自力で問題集を解くほうが、早い・頭に残りやすい・安い、です。

ここで、「手早く」読む、というのがポイントです。病気がみえるは分厚いため、はじめから全部を読もうなんて考えてはいけませんw

(大学受験で青チャートを初めからやって挫折する人と同じですw)

読む部分を大事な部分だけに絞り、何回も学習する必要があります。

おすすめは、「総論」のページはしっかり読み、疾患の各論は「ミニマムエッセンス」のみをまず理解していくことです。

総論は、解剖や正常機能の仕組みが書いてある部分で、ここをしっかり理解しておくことで、各部位の異常として各疾患を簡単に理解することができるようになります。逆に理解が甘いと、疾患が頭に入ってきません。

疾患の各論は、大事な部分だけをまず理解して記憶すれば十分、問題は解けます。それが病みえの各論のはじめのページ:「ミニマムエッセンス」にほぼ集約されています。

 

以上、「医師国家試験もCBTも、予備校動画はいらない」、「参考書と問題集を買って自分でやる方が早い・覚えやすい・安い」という話でした。