研修医2年目が振り返る、みんなに合った研修病院の選び方

※真面目寄りです

①幅広い診療科ローテーションが選べる所、特に一年目後半までにローテーションできる病院

希望診療科で悩んだとき、その診療科がどんな仕事か経験することは大切。二年目の春ごろから就活が始まるので、それまでに回れると良い。

②基本は大学病院より市中病院

大学病院は、地域の病院で普通に見る疾患を見る場所ではない。研修医は、まず普通の疾患を経験することが大切。

③総合的な内科診療/教育に力を入れている

研修医2年間で結局一番大切なのは、どの科に進むとしても、基本的な内科診療だと確信している。何科に進んでもついて回るし、専門科に進んでしまうともう学べない。そこをしっかり教えてくれる、身につく病院が良い。

④当直ファーストタッチが研修医だが、必ず相談するシステムになっている

当直ファーストタッチは成長する場所である。自分なりに考える場所。初期診療の組み立てという大切な部分について、多様な医師の平均を学ぶ場所。責任が初期研修医に置かれている病院は、普通におかしいので避けること。

⑤ハイパー度合いは、自分の体力の範囲でハイパー寄りを選ぶ

初期研修医は勉強の機会が多いほうがいいに決まっています

①②を探すのは簡単。③はやや面倒。有名病院は皆、ハイパーになりがちだったり、実は全然大した教育力ではなかったりする(優秀な学生が集まるだけ)。各地域の総合病院で、研修教育に力がちゃんと入っていそうなところを吟味(主には見学)するといいだろう。ネットで研修教育について発信しているがあまり誰も気に留めていない病院は穴場だと思う。④は見学で必ず聞くこと。

筆者は①②④⑤は満たせた。③は微妙であったが、内科ではない医師として生きていく最低限のエッセンスに触れることはできた。正直、もっと理論的かつ積極的に教えてくれる所が良かった。

 

 

医者が勧める 病院の選び方

①まず、悩んでいる症状を絞り、簡潔に表します

「腰が痛い」「かぜをひいた」「胸がドキドキする」「心の元気がでない」・・・など

②それがどの診療科に相当しそうか、下の表をみて少し考えます。多少間違っていてもだいじょうぶ!

足・腰・手・肩→整形外科

胸→循環器内科

お腹・便秘・下痢→消化器内科

咳・たん→呼吸器内科

頭痛→難しいですが、これは神経内科です

こころ・気分→精神科

眼→眼科

鼻・喉・耳→耳鼻咽喉科

皮膚→皮膚科

などなど

③そして、「住んでいる地域 診療科 専門医」と検索します

たくさん結果が出てきますよね…どれを選びましょうか

難しいのはここです。医者はとにかく専門外には詳しくありません。不勉強な医者もたくさんいます。一番大切なのは「診てくれる先生が、大きな病院でその分野の診療をしばらく(目安は5年以上)やっていた」という経歴です。

経歴が書いていない医者もたくさんいます。医者からすると、「自身の経歴をしっかり書いていない医者=自身の経歴に自信のない医者」だと間違いなく断言できます。

また、経歴が書いてあっても、2-3年しか大病院で働いていない医者は残念ながら外れです。

経歴に少し焦点を当てれば、少なくとも医療的に明らかな問題のある医者には当たらなくてすみます。

研修医の勉強フローチャート(仮)

研修医が本(文字媒体)で学ぶべき知識は①病棟対応②夜間救急③画像④輸液⑤抗菌薬⑥カルテ記載⑦上級医へのプレゼン

①病棟:内科レジデントの鉄則第2・3章

②救急:動き方が特殊すぎる。救急診療は問診から始まらないという事実は衝撃的だった。採血オーダ、ABCD確認、ルート採血、待っている間に問診と診察とアセスメント、必要なら画像オーダとエコーと心電図とカルテ記載と入院書類、あれこれしてたらCT呼ばれる、というのが基本の流れ。

本は「夜間救急であわてない」が好き。病棟夜間当直は「鉄則第1章」+αをできるようになる。

③画像:「この画像レポートどう書く?」が好き。画像は将来自分を助ける知識No1だと思う。

④輸液:「これだけ輸液」で原則を知るだけでも気持ちが楽になる

⑤抗菌薬:「抗菌薬はじめの一歩」を読んで先生の選択を理解して聞いてみる

⑥カルテ記載:「カルテの書き方」でそれなりにちゃんとしたカルテを書く。誰も全く何も教えてくれませんよ

⑦プレゼン:ネットに転がってる情報で良いのでしっかりできるように。あいさつ、患者基礎情報と何をしてほしいのかを伝えてから色々言う。

+αでなにかするならエコーかな。もちろん自身の進路で役立ちそうな各科の知識はその科を回っている間に勉強しよう

参考資料

note.com

まともな先生がまともな本を選んで書いてるなあという気持ちになりました

道路案内標識が難しすぎる話

道路案内標識は本当に分かりづらいです。

信用できない道路案内標識の例

これ、一番左の車線から左折すると県道6号になるのかな?と思いますよね?

全くなりません。

直進すると国道14号、つまり今走っているのが国道14号なのかな?と思いますよね?

全く違います。

では、右折すると県道283号じゃないんでしょ笑、と思った方。

ここは右折すると県道283号なんです。

流石に意味不明すぎる。

なんで左から3つは、その先で行ける大きな道路を示すのに、一番右は曲がったその道を示すのでしょうか。本当に意味不明です。

とにかく、道路標識を作っている人はアホだらけで、ちゃんと伝わる標識を作れる人が居ないのだと思います。(キレてる)

所見ではわからない例

いま3車線あり、上に3つの方向表示があります。市川浦安出口に行く人は左へ左へ、東京へ行く人は右のほうに行けばいいですが、外環へ行く人は真ん中を走っていれば良いわけでは有りません。

よくみると外環を示す看板の矢印は左に傾いています。これは「真っすぐ走っていてはだめ、左の車線へ車線変更しなさい」ということです。

これは初見では感覚的に理解できないし、その僅かな傾きを一瞬では見逃します。

 

愚痴

そもそも道路標識は崩壊した仕組みだと思います。

・立てれば立てるほど会社が儲かる

・表示の種類により立てる組織が異なる

 

混み合った道路とは基本的に初見殺しなのだと認識しておくべきで、往路復路の予習を欠かさずに行かないとダメ、ということを学びました。

 

 

 

 

保険診療とは壮大な公的ポイ活であるという話

保険診療では、国の定めた点数表に従って、報酬を得ることが出来ます。点数表は国が主導権を持ち、医師会との攻防(の演出)の結果として定められ、個人の努力では一切弄ることが出来ません。つまり、もし国が「明日からこれは0円(0点)ね」と言えば、医師・病院の収入は0になります。医師・病院は、診療点数においてかなり弱い立場にあるわけです。

※攻防(の演出)とは

医師会は国の診療報酬改定に一定の影響力を持ちますが、そんなことははじめから分かっているので、お互いの落とし所を見つける作業になります。基本的に国≧医師会のパワーバランスのため、長い目で見ると国に有利になることは間違い有りません。そんな中でも、「お互いこのくらい妥協した、仕事をした」という演出をしつつ点数表が改定されていくものです。

ではここで、点数表はどんな項目を高くして、どんな項目を低くするように定められるのか。という疑問が湧いてきます。

これは、国がやって欲しい項目が高く、多くの医師が既にやるようになった項目が低くなっています。特に、特に普及させたい診療については、優遇と思われるような点数がつくことがあります。一方で、それを利用して利益がバンバン出ている項目は遅かれ早かれ必ず点数が削られます。

つまり、点数表を弄る目的は、技術の普及、普及が済んだら医療費の削減の2つと考えられます。

これは民間のやっている〇〇ポイントやクレジットカードの還元率と全く同じです。こいつらも、はじめは集客のために高い還元率を打ち出しますが、普及が進むと年々改悪されていくのが常であります。

こちらも、ポイントサービスの普及、普及が済んだらポイントの削減、という構図になります。

我々市民は、高還元なポイントを探し、その使い方を試行錯誤して利益を最大化しようとするポイント活動:ポイ活をします。しかし、時として企業側の一方的に定めるポイントサービスの変動に愚弄される、とても弱い立場にあります。

これは、保険診療も全く同じですね。

つまり、保険診療は国主導のポイ活と呼ぶことができます。

医師は、点数表(ポイント還元表)とにらめっこして、取れる部分をしっかり取ろうとするでしょうし、それがルールを守る正当な姿勢とも言えると思います。

ただ、異なる点があります。それは、民間のポイントサービスと異なり、運営者が国であることと、ポイントの対価として医師側が提供するのが医療という公益性の高いサービスであることです。

ポイ活が、いくら運営者側が強い立場だからといって、医療サービスを崩壊させるような改訂を起こすことはないでしょう。

つまり、普通のポイ活よりはだいぶ安定的なポイ活と呼ぶことができるでしょう。

しかし、国力がすでに衰えている日本では、将来的に今よりもずっと厳しい改訂を迫ってくると思われます。昔はあんなに点数が稼げてよかったなあと思える未来が必ず来るはずです。

最悪の場合、医療は保険診療から一切儲けを出せないようなプランになるかもしれません。

将来の予測は悲観的なストーリーも意識しておく必要があると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

記憶力を高める方法

ここで言う「記憶力」は、「一度見たものを即覚える力」ではありません。それは特殊能力のある人もしくはコンピュータに任せましょう。

 

何度も復習することが肝要です。

覚えるべきことをメモにして、メモを作ったら読み直し、勉強にちょっと一息つく時に読み直し、電車に乗りながら読み直し、ご飯を食べながら読み直し、寝る前に読み直し、翌朝起きたら読み直し、、とこまめに復習します。

そのあとは、メモを残しておいて、前日、1週間前、1ヶ月前など区切りの良さそうなメモも上と同じタイミングで読み直します。

すると覚えられます。おすすめです。

これは東大理三→美容外科医のゆき先生のブログに書いてあったことそのものです。

効率的な医師国家試験対策について考えてみる

医師国家試験の出題範囲はかなり広い。すべてを覚えることは不可能である。

そのため、必要なポイントを重点的に覚えていくことが重要である。

 

必要なポイントの核は過去の国家試験で常に問われてきている。

→鉄則:過去問を中心とした学習をすること

過去問で出題されている部分は、十分に理解して暗記していくべきである。

重要過去問が選別されているため、QuestionBankは購入して、できれば一周目問題以外もこなしたい。

このとき、ただ正答できるようにするのではなく、他の選択肢を吟味したり、その問に関連した重要事項を拾っていく必要がある。そういったある程度丁寧な学習をやるとそこそこ時間がかかる。